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斜面の手 折れた不屈の弧、 傍に限るが 絡まる微笑み。 時が経つ 天気の懐、 願う言葉は いつ届くのか? 負い願われていく、 全てもらい受け、 少しだけ挟む、 唯、終日迄。 茎の通り 外すとは、 何を求めているのか? それは矜持を保つ、 縹渺とし、 歩き出して然る祷は、 徴を伏せていた。 首の指示 従う不毛か、 禰から千切れる 遊びの遠吠え。 楔にはお辞儀し 指さす、 穴を開けては 飛び跳ねつつ。 黒鉛の予防、 光る緑の絵、 物差しは傾げ、 未だ、昔日です。 矢印の音 会釈した、 四則演算のお陰ですか? それは矜持を保つ、 縹渺とし、 歩き出して然る祷は、 徴を伏せていた。