Xack
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300073 | 昏く眠るこの街は 浅く錆れた夢を見る 虚構を裂いた摩天楼 上天が軋む 道の真ん中 月白に光るクリオネがいる 行く宛もなく 街を揺蕩う 白んだ空 夢見る天使が淡く囁く 意味など無いのならば 全てを忘れて 赤く灯る信号機 眠らず叫ぶ除夜の鐘 霧に飲まれた摩天楼 崩れゆく世界 モノクロな海 ただ漂う 雨 結わく歌声 天使はやがて 天に溶けゆく やおらに 上に落ちていく 幻月照らす方舟 消えゆく運命ならば 遺す意思を ただ一つ嫌っていた 街を創り 逃げた君を 朔日から変わらぬ潮風が 今日も吹く ただ一つ願っていた 貴方の声 消えぬように 結露の先に見える君の夢 遥か彼方 さよなら告げたその日から 夜明けは未だ来ず 壊れたオルゴールが鳴り止まない 白んだ空 夢見た天使が淡く囁く 意味など無いのならば 全てを忘れて |
親知らずが生えました(Short ver.) | 120 | |
1928 | 親知らずが生えました(多分) 劇場版ひょっこりはん Ctrl+Xしたくない 多分誰かの所為です |
Swim in ? | ||
夕焼けがいやに耳障り 桃のお守り 咥えてみた なんとなく、 猫と焼き芋の香りがした 黄昏を笑った 漂白満月は 充血した嘘を吐いて 泥まみれで唄うの 縹は宛ら涙 貴方は去った 肩の華 西に沈みゆく午後の鐘 息の吸い方 思い出した 朧気に 忘れゆくのはいのちの名前 陽炎を妬んだ イカロスの翼は 雲に落ちた蛾の羽を 見境なく貪る 曰く無数の奇が 木霊するのでしょう 夢の猫と欠伸をする 視界がかすんでいく 幾度望んだ色 塗りつぶされた白 遥か遠い雨の音も 今なら愛せるかな 名の無い薄明に 寂寥の恋文 息を止めた 手を繋いだ 今わたしは一つだ! |