貴方の所為だったのですね。
細雪[short] | 32 | |
592 | 焼けた紙粘土を認めて、 溶かし、塗り固めて明日を見る。 掌で転がした末路は、 誰も見ず終いでしょう。 針の止まった懐中時計、 忌すら見留められずに、 見ず知らずの赤を見逃しても、 反射した其を課す。 固めた意思も、 重ねた意識も亡くし、 細雪と隠した目。 明かせど強いた朝焼けの夢、 醒めていた。 |
同じこと。 | 20 | |
296 | 迷い込み、 塞ぎ込んで、 また同じことを、繰り返すのでしょうか。 積み上げて尚、 重なり合い続けるの。 |
ロンサム | 21 | |
247 | 定められた道の上を、 そっと駆け抜ける、 そこらに舞った羽虫の欠片が 床に散る。 考えた事はありますか、 観衆の云う、 言葉の意味を。 初めからそこに在る様にして、 そんな音を紡いだ。 打ち付ける雨の行方を、 探して回る。 水色に染まった心は、 見つからずに。 感じた事はありますか、 肌に伝わる、 息の温度を。 初めからそこに在るかのような、 音をそっと解いた。 過ぎ去った時は未だ、 記憶に仕舞ったままだけれど、 いつかまた忘れずにいるから、 白昼夢でさよなら。 過ぎ去った時は未だ、 記憶に仕舞ったままだけれど、 いつかまた忘れずにいるから、 白昼夢でさよなら。 |
ロンサム ( Ver.) | 10 | |
199 | 定められた道の上を、 そっと駆け抜ける、 そこらに舞った羽虫の欠片が 床に散る。 考えた事はありますか、 観衆の云う、 言葉の意味を。 初めからそこに在る様にして、 そんな音を紡いだ。 過ぎ去った時は未だ、 記憶に仕舞ったままだけれど、 いつかまた忘れずにいるから、 白昼夢でさよなら。 打ち付ける雨の行方を、 探して回る。 水色に染まった心は、 見つからずに。 感じた事はありますか、 肌に伝わる、 息の温度を。 初めからそこに在るかのような、 音をそっと解いた。 過ぎ去った時は未だ、 記憶に仕舞ったままだけれど、 いつかまた忘れずにいるから、 白昼夢でさよなら。 過ぎ去った時は未だ、 記憶に仕舞ったままだけれど、 いつかまた忘れずにいるから、 白昼夢でさよなら。 |