漣が呼び起こすのでした。
よびごえ | 61 | |
1275 | 彼誰の海は凪ぐ 漣の声 呼ぶ声は遠く、 刺さるようで 視界が染まってく ただ跡を追って。 |
あめつゆ | 185 | |
3565 | すれ違う 足の跡、追った。 消えないように、 風の声 雨が降り、絶った。 残り香揺蕩った。 すれ違う 足の跡、追って、 歩いてく先、 風の声 雨が降り、絶った。 残り香揺蕩った。 すれ違う 足の跡、追った。 消えないように、 風の声 雨が降り、絶った。 残り香揺蕩った。 |
gsadnt | 31 | |
687 | 肌掠めてた、風はただ、 宛ら旅の中、今はまだ、 |
abyss | 202 | |
4443 | 果てなき轍を辿る夜 擾乱に 幽けき呼び声は掻き消えて 燻るだけ ずっと。 あなたが僕を忘れても。 暖かな雨伝う 触れた幻と 揺蕩う残り香と陶酔に 視た現。 黯き蒼き深淵に 溺れる前に ただどうしても伝えたかった。 叶わぬと知れど。 ずっと。 |
83 | 28 | |
769 | インスト曲 |
泆 | ||
合作 | 2857 | 夢現と途切れた道の果て、 夜半に微睡む月明りに蕩かされ。 昨日までの記憶など、 あてどなく燻るだけでした。 現世に穿つ意図は彼誰、 吐く息の中甘く残る酖溺は、 ここからぬけだすため。 二度と戻れはしないと、 分かってたはずなのに。 幾ら叫べど、呼べども尚、 応えはないのでしょう? 昼想夜夢と翳の中で 何かが弾けた せめて夢で咲えたなら 此の心何時か癒えますか 幾許鮮やかな痛みは曝れ、 蒼茫たる泥む静寂に苛まれ。 掻き消した追懐は、 止め処なく零れるだけでした。 定か啄む企図は涙雨 翠霞に湛えた底なしの寂しさと あなたを忘れるため 永遠などないのだと、 分かってたはずなのに。 幾ら踠けど、足掻けど尚、 報われないのでしょう? 滔々たる意識の中で、 耳鳴りを聴いた。 何時か夢で逢えたのなら、 この永き夜は明けますか。 暁を希い、 虚を仰ぎ見た。 風は凪を知らぬのなら、 僕の言葉は届きますか。 昼想夜夢に透過され、 祈りは途絶えた。 何時か夢から醒めたとき、 あなたは僕を忘れるでしょう。 |