全て淺はかでした。
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| 7426 | 白い部屋の中で、 歩き廻る。 重なる階段達と、 変化する色素。 この場所はどこまで続いて、 行くのでしょうか？ 雫が垂れてるこの街は、 何処か不思議な事が、 あるのでしょう。 期待を抱いて、 歩いて行くのです。 あざやかな色のピクセルと、 やわらかい雨音。 過去から未来の結末は、 全て浅はかでした。 不可解な街を歩く、 この場所は不気味な気がするけれど、 僕は不思議とその街を歩いてしまう。 気づいたら雨に包まれてしまったんだ、 廃れた海の中、 暗く不気味。 霧の様な海水に、 場所を奪われる。 水中の外から聞こえる、 不気味な音素。 音がする方角の道へ、 足を浸してまでも。 好奇心と、 怖いモノ見たさ、 歩いて行くのです。 やわらかい色のピクセルと、 あざやかな雨音。 未来から過去の冒頭は、 誰も知る筈が無いの。 深い海の中で歩く、 此処は殆ど何も見えないけれど、 所々に道という名の光があるんだ。 僕は不思議とその道を行ってしまう。 気づいたら雪に包まれてしまったんだ、 あの懐かしい場所へ行こうと、 過去の方へ戻ろうが。 時間は停まらず進んで、 ただ過ぎてくだけ。 あざやかな色のピクセルと、 やわらかい雨音。 過去から未来の結末は、 誰も知る筈が無いの。 さわやかな色の雨音と、 さまざまなピクセル。 私が見つけた物語。 全て█■■でした。 全てあさはかなことでした。 |
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| 1577 | 三叉路が影で遅疑と為る、 偶然に身命を擲つ。 それは険難な事であるが、 自身の意志 逡巡で、 廻る末、 荘重で居た。 現実は実を結ばなかった。 嗚呼 その紛れもない運命、 決められた事実に無力。 後の道は断たれて仕舞った、 自己の責任であると。 可笑しな事ではあるが、 霧の濃い左右の道で、 狂気的な艶笑譚。 全て淺はかでした。 三叉路が影で遅疑と為る、 邵ｦ隱ｭ縺ｿ 縺ﾖ豁後す 縺§縺励◆ 縺斐ａ繧薙↑縺輔＞ |
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| 1680 | あま音と四分五裂、 依り、巡らせる。 路地裏の作用点は、 迷い路に代わりましたが、 重なる階段は書き換え、 夜道を歩きました。 変換から色変わりして、 畸形となります。 差止めてクロネコを見れば、 ひ染めているのでした。 唆された道の先で、 足を取られるのです。 雨の降る白い部屋の中、 引き摺られていました。 止み難い雨多の気候は、 乱れる様で。 路地裏の作用点で、 キカイを束ねたがもう遅く、 無為自然に分解がおき、 忘れられていました。 傷ついた雨傘の軸は、 探すことなく。 替わりの意味探し、 地下に行き探しまわりました。 雨の降る白い部屋の中、 足を取られるのです。 唆された道の先は、 全て浅はかでした。 眠れない夜の中に居る、 暗い道を征く尋ね者。 なぜ過ちを繰り返し、 後悔をするのか。 唆された道の先で、 足を取られるのです。 雨の降る白い部屋の中、 全て█▆▆でした。 夢の中では無いと。 |
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| 1236 | 烏夜の道先 畸形の跡と、 乱雑に分けられた道。 落とされたエヌ か黒くて、 水は流れている。 違うその道 立役者達、 繋がれていた糸を切り、 手先に冷たい風当たる。 色は緑色で。 水溜り あなたを映す。 鳴いている烏の声、 偽る声。 夜明けの晩に見てしまった！ 夢の様な風景は、 赤く染まるのか。 言虚を言う化物は、 青く燃え上がるのか？ 夢に見たあの場所達、 点と点結ぶ。 紙に刻まれている本、 意味を持たせて仕舞う。 ヘマシテシ潰 眼 リ振素 ヌ見 テ視 手を伸ばし迫る声達。 糸雨が身に染み付いて、 揺蕩う本の中。 三五月の夜 過去を変えては、 残る数多の物語。 ハサミ落として糸切られ、 中に引き摺られる。 潦、消えることなく、 欠けていく犠牲者達 次は誰が？ 綯い交ぜにされた物語。 夢に見たあの場所達、 赤く染まるのか。 紙に刻まれている本、 青く燃え上がるのか？ 夢の様な風景は、 点と点結ぶ。 言虚を言う化物は、 意味を持たせて仕舞う。 暗く雨の降る街、 疎らな足場を歩いて、 足を踏み外して落ちる、 全て淺はかでした。 夢で見たあなたの影、 粒となり消える。 一つの物語は終え、 次は誰なのでしょう。 |
| 廻廊 | 80 | |
| 1670 | 旅人が迷い込んだ 赤い部屋の中には、 戯言が、邪魔者が、雨音が、 響いた。 屋根裏に覗き込まれ、 蛙達が睨んだ。 風草も、影すらも、彼すらも、 変えたの。 歯車が壊されてた、 隠すから明くる朝。 悪夢なら霞むかな無くす儘。 据えたの？ 右も左も奪われていたんだ。 暗い中 廊下を見た、 バラバラになる場所が、 歩いてたその先は、 もう原形には戻れないのに！ 廻廊弖息絶えてた、 街頭爾射抜かれた。 邂逅乎した頃波黑風味。 見越した。 齒車が壞されてた、 隱すから明くる朝。 惡夢なら霞むかな無くす侭。 据えたの？ 前も後ろも奪われていたんだ。 暗い中 廊下を見た、 バラバラになる場所が、 歩いてたその先は、 もう原形には戻れないのに！ 曉降ちに、 標識が建てられた。 栅を飛び越して、 底で姿を消した。 暗い中 廊下を見た、 バラバラになる場所が、 歩いてたその先は、 もう原形には戻れないのに！ 暗い中 廊下を見た、 バラバラになる場所が、 歩いてたらその先は、 もう原形には戻れなかったんだ！ 沢山の目と口が、 取れて過去と共に失うのだ。 |