全てひとりの所為です。
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枯れた心に手を伸ばして、 降り注ぐ雨の音、 開かれた扉叩く稲妻、 螺旋を描いてく。 描いた夢を見れるように、 街の灯が消えた、 踏み出した夢を見失っても、 見つけ出せないまま。 降り積もる雪の欠片、 手のひらをすり抜けて、 優しい嘘を探して、 どこへ行こうとしても。 描いた夢を見れるように、 街の灯が消えた、 踏み出した夢を見失っても、 見つけ出せないまま。 独りきりの夜を溶かして、 いつか見た夢の中、 不器用な言葉並べ遊んで、 不運を抱いて。 優しい嘘を探して、 どこへ行こうとしても。 降り積もる雪の欠片、 全てひとりの所為です。 優しい嘘を探して、 どこへ行こうとしても。 降り積もる雪の欠片、 全て●●の所為です。 どうすればいいのかな。 |
アルプラゾラム | ||
海岸線の肩の下、 遠く、火の居る海を、 望遠鏡で覗いた。 秋の暮の事。 解け出した者、 は夏の前で、 微笑んだこと。 誰が見えた? 海底に、建つ朽ちた船。 意味はないのか。 バス標識の岩の側、 遠く、火の居る海を、 時までただ歩いても、 秋は過ぎてゆく。 裂け出した者、 は夏の跡が、 泣き出したこと、 誰も見えず。 海底に、建つ朽ちた船。 意味はないのか。 畳が吐き、道を辿った。 残りゆく死体は、 非凡で、沈む事があるか? 船は壊れてた。 畳が吐き、道を辿った。 残りゆく死体はは、 非凡で、沈む事があるか? 船は壊れてた。 バスは海に沈んだ。 |