海岸線の肩の下、 遠く、火の居る海を、 望遠鏡で覗いた。 秋の暮の事。 解け出した者、 は夏の前で、 微笑んだこと。 誰が見えた? 海底に、建つ朽ちた船。 意味はないのか。 バス標識の岩の側、 遠く、火の居る海を、 時までただ歩いても、 秋は過ぎてゆく。 裂け出した者、 は夏の跡が、 泣き出したこと、 誰も見えず。 海底に、建つ朽ちた船。 意味はないのか。 畳が吐き、道を辿った。 残りゆく死体は、 非凡で、沈む事があるか? 船は壊れてた。 畳が吐き、道を辿った。 残りゆく死体はは、 非凡で、沈む事があるか? 船は壊れてた。 バスは海に沈んだ。