全てあなたの責任です。
口 | ||
コップの中に一滴の、 差された花瓶の向こう、 見下ろした鴉の、 後ろはだあれ? 思い出してしまう、 心的外傷を負ってしまったから、 思い出したくもない、 フォビアに触れてしまうから。 なぐり書きのノートに、 したたる血液は、 心地よさの堺にある、 巨大な口が手を招き、 ぬけ出せなくなってしまった。 携帯ゲームを落として、 上と下がまっぷたつ、 配線が絡まり、 動かなくなる。 想い出すしかない、 雪の下の奥の底に、 潜ってみたら、 掘り出したくもないモノがあった、 いままで避けてきたから。 心地よさの堺にある、 巨大な口が手を招き、 なぐり書きのノートに、 したたる血液は、 全てあなたの責任です。 心地よさの堺にある、 巨大な口が手を招き、 なぐり書きのノートに、 したたる血液は、 全て□□□の責任です。 決別したはずなのに、 なぜ見つめているのでしょう? |
口口 | ||
忘れた記憶を侵した、 唯々意味の無い探り、 集団心裏が己を、 覆い隠したのさ。 醜い屍の口は、 使われる事も無く錆びる、 目を開けても変わらず、 慰め合っているので、 息を殺して、 でまかせを云った、 夜が終わるまで、ひたすら。 底が知れぬ深さで、 遠のく意識の中へ、 呼んでもあなたは還らず、 重力に逆らうので、 意味を見出す事も、 出来ずにいるまま時は過ぎ、 死んでも口を塞ぐのは、 重力に逆らう為。 布を纏い目を閉じて、 静かに沈んで行くのです。 外れた頭の螺子には、 約束の意味は通じない、 空想世界と、 あからさまにズレがあったので、 幼気な鴉の口は、 使われる事も無く朽ちる、 大事を言ったとて、 孤独で縛れてく。 露骨なまでに、 脊髄を揺さぶる、 夜が明けるまで、ひたすら。 底が知れぬ深さで、 遠のく意識の中へ、 呼んでもあなたは還らず、 重力に逆らうので、 意味を見出す事も、 出来ずにいるまま時は過ぎ、 死んでも口を塞ぐのは、 重力に逆らう為。 引き寄せられ、 死を悟る、 全てあなたの責任です。 あるひのことでした わたしはあなたにさそわれて あなたとともにあゆんで ともに喰われたとさ 底が知れぬ深さで、 遠のく意識の中へ、 呼んでもあなたは還らず、 重力に逆らうので、 意味を見出す事も、 出来ずにいるまま時は過ぎ、 死んでも口を塞ぐのは、 重力に逆らう為。 お別れしたはずなのに、 なぜ触れようとするのでしょう? |
口[short] | ||
携帯ゲームをおとして、 上と下がまっぷたつ、 配線がからまり、 動かなくなる。 なぐり書きのノートに、 したたる血液は、 心地よさの堺にある、 巨大な口が手を招き、 ぬけ出せなくなってしまった。 コップの中に一滴の、 差された花瓶の向こう、 見下ろした鴉の、 うしろはだあれ? 心地よさの堺にある、 巨大な口が手を招き、 なぐり書きのノートに、 したたる血液は、 全てあなたの責任です。 |
口口[short] | ||
醜くい屍の口は、 使われることも無く錆びる、 目を開けても変わらず、 慰め合っているので、 息を殺して、 出任せを言った。 夜が終わるまでひたすら、 底が知れぬ深さで、 遠のく意識の中このまま、 呼んでもあなたは帰らず、 重力に逆らうので、 口を隠し耳を塞いだ。 全てあなたの責任です。 醜くい屍の口は、 |