コップの中に一滴の、 差された花瓶の向こう、 見下ろした鴉の、 後ろはだあれ? 思い出してしまう、 心的外傷を負ってしまったから、 思い出したくもない、 フォビアに触れてしまうから。 なぐり書きのノートに、 したたる血液は、 心地よさの堺にある、 巨大な口が手を招き、 ぬけ出せなくなってしまった。 携帯ゲームを落として、 上と下がまっぷたつ、 配線が絡まり、 動かなくなる。 想い出すしかない、 雪の下の奥の底に、 潜ってみたら、 掘り出したくもないモノがあった、 いままで避けてきたから。 心地よさの堺にある、 巨大な口が手を招き、 なぐり書きのノートに、 したたる血液は、 全てあなたの責任です。 心地よさの堺にある、 巨大な口が手を招き、 なぐり書きのノートに、 したたる血液は、 全て□□□の責任です。 決別したはずなのに、 なぜ見つめているのでしょう?