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水平線の消えかかる頃、 星空は凛としているみたいで、 絡まり謗り藻掻くだけと、 言う声は消えて行くだけ、 風花雪月に揺られるのか? 存在するか?意志を穢すか? 私の心が動いた時。 人々はただ失うのみで。 遥か遠くの夜空へ歩く道筋 犇めく思い出は壊され、 あなたの声が揺らいだ時に、 見えぬ夜の声が聞こえた。 継ぎ接ぎだらけの舟は沈み、 また明日へと燃える。 僕の想いは分からないのでしょう? 闇夜へと堕ちてゆく。 顧みるだけの愚者を殺し、 また1つ崩れる。 君の想いは僕に届かない。 全て月夜の所為です。