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ふと見上げた空には、 あの日の景色が返り咲き、 懐かしい声 聞こえてくるようで。 いつか遊んだ公園では、 知らない子たちが遊ぶ。 変わらぬ町歩いて、 思い馳せるあの時へ。 知らないことは、知らないままで 何も考えず遊んでいた。 遠く見えたあの場所でまた、 「会える」 そんなこと思いながら。 毎日歩いた道。 談笑しながら 歩いた道。 過ぎたけれど、 今もそこにあって。 近道だった田んぼ道は、 知らない家が建ってて、 変わってしまった 町並みは、 何処か無機質で。 知らないことは、知らないままで 何も考えず遊んでいた。 遠く見えたあの場所でまた、 「会える」 そんなこと思いながら。 抜け道のその奥には、 懐かしい秘密基地。 中のノートを開いた。 それは今も変わらず。 知らないことは、知らないままで 何も考えず遊んでいた。 遠く見えたあの場所でまた、 「会える」 そんなこと思いながら。 知らないことは、知らないままで 何も考えず遊んでいた。 遠く見えたあの場所でまた、 「会える」 そんなこと思いながら。 ふと見上げた空には、 あの日の景色が返り咲き、 懐かしい声 聞こえてくるようで。