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絶縁体が崩れ落ちる、 冷たい風が身に染みる。 台風の様に目が眩みだして、 因果を隔てるのでしょう。 不吉な道へと入り込む、 カラスの鳴き声に釣られて。 奥底の木はあちらを向いて、 遺言を吐くの?。 全て見て、 類を肖り、 無い爪を切るのでしょうか。 彼は放物線上の、 似たモノであり。 崇めれば崇める程、 液体に変わるのです。 故に赤外線が、 理解者を気取り。 痛む足や腕はもう、 溶けて無くなるのです。 無常に空は広く青く、 理由など何も無い儘で。 役に立たない欲望邪知者が、 離別して消え失せる。 未完成の三角形が、 綴りを間違えていたの。 月光から照らされ道を進み、 懐かしむのでしょう。 意を決して、 出口を探し、 夜から逃げるのでした。 彼は放物線上の、 似たモノであり。 崇めれば崇める程、 液体に変わるのです。 故に赤外線が、 理解者を気取り。 痛む足や腕はもう、 溶けて無くなるのです。 引き摺り方が、 忘れていたのは全て、 私達の魂です。 彼は放物線上の、 似たモノであり。 崇めれば崇める程、 液体に変わるのです。 故に赤外線が、 理解者を気取り。 痛む足や腕はもう、 溶けて無くなるのです。 私の体を、 沢山の指先が、 触れようとしているのです