待惚け琥珀色、 腐る己が両手に、 喰わせども茹る、 故に啼けと、 草臥れうる暁に。 契りを交わす宵闇の空、 人知れず言葉を詰まらせた、 この先は道など在りやせず、 静かに朽ちるのでした。 濯いでも満たされず、 両手から零れた水滴が、 歌い出す、心奪う、 揺らぎを隠すようにと。 契りを交わす真紅の糸が、 人知れず最後を濁らせた、 この先の道も灰と共に、 全て死角の所為です。
界隈グローバルヘッダーの読み込み中...
待惚け琥珀色、 腐る己が両手に、 喰わせども茹る、 故に啼けと、 草臥れうる暁に。 契りを交わす宵闇の空、 人知れず言葉を詰まらせた、 この先は道など在りやせず、 静かに朽ちるのでした。 濯いでも満たされず、 両手から零れた水滴が、 歌い出す、心奪う、 揺らぎを隠すようにと。 契りを交わす真紅の糸が、 人知れず最後を濁らせた、 この先の道も灰と共に、 全て死角の所為です。