一心不乱に描き出す、 妙なる笛の音になぞらえた、 心地好さを感じたその瞬間、 聴神経が焼け焦げる。 戯言から避ける様に、 針の傷跡隠していく。 病んだ心を慰める様に、 視神経を麻痺させる。 虚無思想の群りで、 いつ喜ぶの? なぜ悲しむの? 長年の時を経た屍に、 感情を求めた、 全てあなたの所為です。 海の中を彷徨い続け、 ようやく見つけてきた。 一摘みの光る甘い・を、 全て掻き集めたよ。 足元にも及ばぬ像が、 突然呼吸を絶やす。 鋼の器もいつしか壊れ、 前を向けなくなるのです。 風に吹かれ漂う糸も、 洗脳によって狂い、 路線を変えて動きながら、 予想を裏切るのです。 意志を持ち始めた機械が、 掴み放しを繰り返す、 彼は今迄演技をし続け、 消えていなくなるのです。 記憶の隅で駆け巡る、 得体の知れぬ偶像が、 彫心鏤骨の末抱いた、 刃を向けるのです。 裏付ける言葉を紡ぐ、 からだを奮い立てる偶像が、 楽をせぬ様にと針を向けて、 音色を奏でるのです。 四面楚歌のイミテイトは、 なぜ生まれるの? なぜ壊れるの? 既に枯れ尽くした屍に、 優美さを求めた、 全てあなたの所為です。 海の中を彷徨い続け、 ようやく見つけてきた。 一摘みの光る甘い・を、 全て掻き集めたよ。 足元にも及ばぬ像が、 突然呼吸を絶やす。 鋼の器もいつしか壊れ、 前を向けなくなるのです。 風に吹かれ漂う糸も、 洗脳によって狂い、 路線を変えて動きながら、 予想を裏切るのです。 意志を持ち始めた機械が、 掴み放しを繰り返す、 彼は今迄演技をし続け、 消えていなくなるのです。 形骸化した愛を、 他力本願の怠惰が。 全てあなたの所為です。 海の中を彷徨い続け、 ようやく見つけてきた。 一摘みの光る甘い・を、 全て掻き集めたよ。 足元にも及ばぬ像が、 突然呼吸を絶やす。 鋼の器もいつしか壊れ、 前を向けなくなるのです。 風に吹かれ漂う糸も、 洗脳によって狂い、 彼は今迄演技をし続け、 消えていなくなるのです。 傷口をひたすらに、 沢山の手を使い、 足掻こうとしていたのか。