ひび割れている携帯の中、 入りこんだら、 いっぱいに満ちていたはずなのに、 衰退していくバッテリーを、 塞き止めては吐き出して、 意味が無くなりました。 足を滑らせ転がり落ちて、 騒ぎ出すまで。 仕方なく繰り返して、 日々を壊すのでした。 小鳥の声 華をもいだ、 絶えず 戻りもせずに。 イタズラなモノクロの街、 いつしか崩れました。 屍を蹴る愚か者共、 居場所はどこだ? 生きていても死んでいるように、 見えてしまうのは誰の所為だ? 腐りかけの魂を、 海に返すのでした。 イタズラなモノクロの街、 絶えず 戻りもせずに。 小鳥の声 華をもいだ、 全てひかりの所為です。 三日月を解くこの先、 舞えず 何も得れずに、 囮の声 さながらでしょう? 全て███の所為です。 網膜を刺激した何かが、 刺し殺していたのか。