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から箱の方位磁針、 縒り、絡ませる。 丁字路の交差点は、 赤い糸に変わりましたが、 麓の悪念に気づかず、 陥れられました。 月面から様変わりして、 眼下となります。 諦めてランタンを見れば、 も止めているのでした。 雨よけの麻ヒモは固く、 金縛られるのです。 そそのかす毒のとば口に、 浸かってしまいました。 止み難い深間の癒合は、 縺れの鍵です。 丁字路の交差点で、 デンキを流したがもう遅く、 自我意識は轢断をされ、 微笑まれていました。 傷ついた両腕の種は、 戻ることなく、 代わりの実を埋めて、 塩を撒き這いつくばりました。 そそのかす毒のとば口に、 金縛られるのです。 雨よけの麻ヒモの中は、 全て数多の所為です。 寝過ごした駅で桑を待つ、 別れ雪と散る尋ね者。 なぜ返り値を清めずに、 永別をしたのか。 そそのかす毒のとば口に、 金縛られるのです。 雨よけの麻ヒモの中は、 全て数多の所為です。 幻覚ではなかった。