海沿いの公道の上、 ヘッドライト呻き出す。 腐れたがりのコルクから、 抵抗を求めると言う。 背中に翼を生やす、 古すぎる幻覚は、 首都高から飛び降りて、 影に交わった。 楕円上の海と、 それを齧る弱さ、 アクセル踏んでも、 足りないのです。 解の公式とクロノスタシスは、 夜中に彼等を轢きました。 ぼくらは人間ですが、 彼はシーですか? 千円札を祈ります。ブレーキはききますか? 座敷童子の僻み、 エンジンの冷たい音。 限界突破のクーラーは、 妙な感じに襲われる。 無風の橋上では、 鏤刻とはならないが、 遮光板が外れていた、 味の無い飾り。 製図版が狂う、 歩道橋の下で。 奴の曜日より、 君が絡まる。 フロントバンパー嵌め込む孤独で、 1x1=1の残像です。 ぼくらは人間ですが、 彼はシーですか? 千円札を祈ります。ブレーキはききますか? 懐かしい走行は、 死に至る。 それを真似してても、 心地よくて。 三権分立達は、 今、孤独で。 ぼくらは人間ですが、 彼はシーですか? 千円札を祈ります。ブレーキはききますか? ぼくらは人間ですが、 彼はシーですか? 千円札を祈ります。ブレーキはききますか? 整備不良です。