: 1903
両の手のひらが滑り落ち、 知りたい事を知らずにいる。 甘い言葉と罵倒が混じり、 残ろ物がないのです。 両の手のひらが滑り落ち、 見たい物全て見えずにいる。 見たい物が見れないので、 もうどうしようもないね。 何もない三重のコードが動き出す時を。 何かが動き出すその時を観測しているようだ。 顰に倣う事の過ちを見てみると、 本質をとらえずにただ、 無我夢中で虐げ続けて。 見たい物だけを見て、 干渉に浸り続け。 目覚めた時は既に遅く、 死に至るでしょう。 全て仄めかすのです。 両の手のひらが溶け続け、 見たい物が見れなくなった感じたい物も感じれかくなって、 虚しくなった。 両の手のひらが溶け続け、 知りたい物も知れなくなり只彷徨した旅人に成り果てた様になった。 影が無くなって、 日向に当たる暇もなく。 何も残らずにただそれだけで、 何をしようとしてた。 只其処らに戯れている、 何の意味があるのか。 其処にいる意味すら分からずに、 只其処にいるつもりか。 顰に倣う事の過ちを見てみると、 本質をとらえずにただ、 無我夢中で虐げ続けて。 見たい物だけを見て、 干渉に浸り続け。 いつまでも虐げ続け何の意味があるの。