隠れて消える空と、 見えない風が手をなぞる。 日が暮れ、街は黒く。 視界は二色に染まって。 いま下を向いて見れば、 何が見える? あの日に見た 雲の向こうの世界 明日を見た 全て今の所為だ。 今見た人の影は海と揺れていた。 未来を覚悟していれば幸せでしょう。 景色を歪める 無数の雫が見ている 絡まる線は途切れ 自ら意思を捨て始め まだ辿り憑きはせずに 追い続けて 此の日に見た 雲の上の世界 未来を見た 全部僕の所為さ 今見た人の影を 過去のモノとした 未来を覚悟する 覚悟すらないのかな 泣いた人の影は 宙に浮いていた 未来を覚悟していれば、幸せなのか?