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全て歌詞の所為です。のロゴ 全て歌詞の所為です。

誰も居ない南の泉で 鍵を掛けた哀憐に、 虚構を纏った重力が 離愁へ沈む。 その思慮は浅く、 只繰り返す、 摘み取った花は藤色でした。 擦り切れた喉を潰すのは、 誰の為と知らぬ儘で。 角を矯めた者の姿を 哀れと論ずる者が、 静寂を失った水面へ 淡く消え征く。 それは浅ましく、 ただ顧みず、 罪を観た花を散らすのでした。 虚ろに響く水の音は 誰の為でもないと知るのでしょう。 (嗚呼) 塗り重ねて隠した過去を晒し、 脆弱に啄めば砕けて、 繋ぎ合わせたとしても、 前非は還らず、 旗を揚げる。 廻り続けた意味が耳に咲き、 花を焼いて煙が雲を裂く。 夜に囚われて、 独りよがりの儘、 灰と泥んで征く。

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2024-12-18(ver.1470)

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