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何が好きで、 何がしたいのかも忘れて。 私のこと、 憶えた儘。 覚えてなくて。 でもそれも、 君のため。 君はいつも正しく。 私を導くのだろう? なら信じて生くだろう。 何を食べて、 味のしないガムを喰む様に。 色褪せたの。 記憶の裏。 私は何処? でもそれも、 君のため。 君が喜ぶのなら。 それはきっと正しいだろう。 なら私を殺して。 堕とす泪も嗄れ朽ちて。 孤独の中、 酷く凝る。 賣れたぐちゃぐちゃの笑み貼り付けて。 あなたに微笑むだけ。 堕とす泪も嗄れ朽ちて。 孤独の中、 酷く咽る。 死んだぐちゃぐちゃの夢繰る糸で。 あなたに微笑むだけ。