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曖昧な謳い文句に目をつけ、 語り部に釣られたものを蝕むのです。 名前なき何者かの足跡が、 求む声、貶し続け壊れるのです。 棄て去る日々に、 何かを見つけ出して銘を乞う。 偽りと抑圧が、 嘯き微笑むのです。 型を押し込んだ籌略に又、 自分を見失い、 焼き捨てられた自我の下、 自律神経をナイフで切り裂く。 理想論(うわべ)に騙されてはいけません。 側だけを新しく塗り替えては、 古臭い枯れた仕組みを使い回した。 我々に植え付けられた呪いが、 その者の明日をただ壊してゆくの。 区切りをつけて、 視えるものだけを全てと見做し、 必要な犠牲だと、 殺し嘲笑うのです。 型を嵌め込んだ呪縛から、 逃れることも諦め、 只巡りゆく日々の下、 自我意識をその手で蹂躙する、 末路を追いかけてはいけません。 棄て去る日々に、 何かを見つけ出して銘を乞う。 偽りと抑圧が、 嘯き微笑むのです。 型を押し込んだ籌略に又、 自分を見失い、 焼き捨てられた自我の下、 自律神経はナイフで切られ、 型を嵌め込んだ呪縛から、 逃れることも諦め、 只巡りゆく日々の下、 自我意識をその手で蹂躙する。 我々に近づいているのです。