: 973
: 48
夜の非違を打ちつけた、 いつもどこかで忘れずいた。 同じだと不気味に感じ、 違うと危険な様で。 何処かで怨んでた、 林檎の切れ端の中身を。 風船で飛んだ幸せが、 誰かの不幸に成ると。 数多の罪を重ね、 全てが錆びていた。 しかし、とある街で、 誰かの燠火を待っていた。 沼地の奥に潜んでる、 誰かの残滓です。 ひび割れた硝子板で、 濁る水を濾していました。 四辺形が変形した、 すべて貴方の所為です。 狂い果てた霊媒も、 彼岸の花の時間軸も、 惰性を打ちつけた先も、 全てが危険な様です。 猶予のない傀儡も、 瑠璃の色の残滓の所為で、 全てを裏切った様で、 それが影響と成る。 ひび割れた硝子板で、/絡まったフィルム破き、 濁る水を濾していました。/片隅に残した貴方を、 四辺形が変形した、/彼岸花に吸収され、 すべて貴方の所為です。/全て残滓の所為です。 全て残滓の所為です。/すべて貴方の所為です。