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四辺形の囚われの身、 只の噂じゃありません。 板を拾い捨てては拾い、 肉体も動かせない。 ならず者は何処を見てる? 楽な言葉で生きている? 泣き方も分からないままに、 今だけを見つめている。 出しゃばらず、 暮らしを続け、 連鎖が続いているの。 それは空いた穴を埋め、 肥らせた挙句沈ませる、 目が覚めて運命を知る。 そうして罰を知る。 それはエンゲル係数の、 増加を知らせる警告も何も、 出してはくれません。 道理で目が痛む。 無関係の気分でいる。 だからあなたは変わらない。 煮えた心、動かぬ体、 歯軋りしかできません。 指定席に座っている、 胎の中の子供気分。 暮れるまで謳歌したミミクリー、 流れた先は滝壺。 井の中へ、 逃れて暮らし、 憎んだものはいずこへ? それは空いた穴を埋め、 肥らせた挙句沈ませる、 目が覚めて運命を知る。 そうして罰を知る。 それはエンゲル係数の、 増加を知らせる警告も何も、 出してはくれません。 道理で目が痛む。 使い方を、 何処かで間違ってしまいました。 全てあなたの意味です。 それは空いた穴を埋め、 肥らせた挙句沈ませる、 目が覚めて運命を知る。 そうして罰を知る。 それはエンゲル係数の、 増加を知らせる警告も何も、 出してはくれません。 道理で目が痛む。 硬いものを、 指先で触り続けている。 形は消えていた。