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埃の被った窓ガラスで、 扉の閉める音が響いてた。 根拠のない自信を使い、 不協和音の距離を踏み出す。 原点から六歩離れたところで、 生まれる迫力ある怒りは 沈黙を繰り返してた。 とある花を折ってでは、とある予兆を隔て、 でもありふれる衰弱を忘れ。 正午から日暮れに向かって、孤独の気分を退きながら、 不意打ちの終わりはすぐそばにいる。 笛の声で囁くあなたが、 甲高い文章を続く。 因果応報を恐れるように、 二倍の調和から一歩を引き。 √2と5/4で言葉を支え、 必然の結果を虚空で拭い去る。