大きく四と書かれたロボが、 奏でる子守唄。 靡く魚の謳い文句が、 胡蝶の夢をかすめ取るので、 あなたが感化し水を注ぎ、 みんなでそれを歌う。 目を隠した鋳物を撫でるように、 彼はハサミを巧みに使い、 わたしはあなたのサインを見て、 閃光の絵空事始めます。 深層水が左から右へ、 解読されビリリと泣き叫ぶ。 ミルラのように見える粉末が、 遅れて肢体を蝕むのか。 牙を剥く都会のシクラメンが、 私利私欲の上で酔い漬れる。 形を模した青銅模型が、 全てわたしの所為です。 心を失くしたナメクジが、 忙しく笑って、 蜻蛉の軌跡に断ち切られた、 線路が赤く輝いたので、 試しにひとつ試食をしたら、 喉元が焼かれました。 足を取られた蠏を拝むように、 腐敗した沼の底から抜けて、 五線に記された信号が、 中点を二分し別離するのです。 出た桜が頬から空へ、 鮭を通りヒラリと舞い落ちる、 路頭のように心地よい露が、 遅れてわたしを導いた。 彫心鏤骨の青いミカンが、 技のないあなたの上にって、 意味もなく威を張ることを嫌う、 全てわたしの所為です。 深層水が左から右へ、 解読されビリリと泣き叫ぶ。 ミルラのように見える粉末が、 遅れて肢体を蝕むのか。 牙を剥く都会のシクラメンが、 私利私欲の上で酔い漬れる。 形を模した青銅模型が、 全て の所為です。 手脚を殺め、 笑っていたのか。