次夜(CXXXII Ver.)
いずれ色彩が浮かぶまで。
https://youtu.be/sq2Pmmtchk4
教育 (CXXXII Ver.)模倣
2023年11月11日
2024年10月30日23:13
: 820
: 31
淡い雲を進む声、 凪いだ夢が溶け出していく。 冷たい蛍光灯の光、 見えたものは幻聴だけでした。 幽霊の啜り泣いた声、 どうせ誰にも聞こえやしないでしょう? 指の先でそっと掴んでみたよ。 いっそこのまま遠くへと、 逃げ出してしまおうか。 未だ見ない場所へ、 君の知らない幸せへ、 走り出すんだ。 駆け抜けてゆくんだ。 さあ。 さあ。 さあ。 初めての感情、 僕も知らない喜びを、 追いかけようか。 次の夜へ向かうんだ。 それじゃあ、 おやすみ。 深い岐路を進む足、 咲いた夢に微睡んでいく。 眠たい日常の温かさ、 消えたことは誰もわからない。 言霊に誘われた涙、 今あなたには見えているのですか? 両の腕できゅっと離れない様に、 思い出をただ繰り返す、 あのときのあなたを。 未だ見ない場所へ、 君の知らない幸せへ、 走り出すんだ。 駆け抜けてゆくんだ。 さあ。 さあ。 さあ。 初めての感情、 僕も知らない喜びを、 追いかけようか。 次の夜へ向かうんだ。 それじゃあ、 おやすみ。