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痺れてる。 未曾有の底で。 木霊、 自ら、 発すのは。 軋んでいく、 抑揚のついた。 管を、 積み上げ、腐食した。 燻るモノ 零落の目 祀る月輪 鮮明に。 戻れない、 方眼辿った。 疼く心底、 獅子の爪。 濾過を繰り返す、 雨垂れと。 君は、 多彩に… 昏い空、見えなくなって、 乾いた喉を潤した言葉。 二人の目交差する、 その場所は、 霈然に消えて。 確かに差が開いた。 澱んだ僕を見下ろしていた。 無価値なモノ、 瓶底に一人きり。 積怨、溢れました。
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痺れてる。 未曾有の底で。 木霊、 自ら、 発すのは。 軋んでいく、 抑揚のついた。 管を、 積み上げ、腐食した。 燻るモノ 零落の目 祀る月輪 鮮明に。 戻れない、 方眼辿った。 疼く心底、 獅子の爪。 濾過を繰り返す、 雨垂れと。 君は、 多彩に… 昏い空、見えなくなって、 乾いた喉を潤した言葉。 二人の目交差する、 その場所は、 霈然に消えて。 確かに差が開いた。 澱んだ僕を見下ろしていた。 無価値なモノ、 瓶底に一人きり。 積怨、溢れました。