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あへだむあにすいもうぃみおなたな 忘れないよ、 嘘でもいいのだと 願うみたく語り出した、 うおらぢあにさひあにすいもうぃみ 町の隅の、 此処で熱心に集めた 欠片の名前すら、 廃退 永別 諺 情報 気にせず進む両足を、 草藪の中に放り込め。 形だけのモノでなければ、 迷う筈もなく、 道なき道を切り拓け、 臆しもせず とまどいもせず、 意味を持って立てに行くんだ、 失わないように。 いさやほうぇになかのぬおじょだくち 彼方響く、 墓地を飛び越えて 形骸化したその思いと、 えてかきおとたこぬりのこけざん 「分からないよ、 其処にできた庭に 花を添えに行くだけなの」 廃退 永別 諺 情報 何時か全て朽ちるけれど、 今はひたすら道を進め、 何処かに幽か残っている、 君の影を見て、 蜘蛛の糸は垂れているの、 千切れもせず ためらいもせず、 這いずり方を思い出して、 いつかきっとまた。 気にせず進む両足を、 草藪の中に放り込め。 形だけのモノでなければ、 迷う筈もなく、 道なき道を切り拓け、 臆しもせず とまどいもせず、 意味を持って立てに行くんだ、 失わないように。