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一つの明かりとともに 淑祝い 救いもしかり 苦もあらず 見限られた雨の 彼方へ 地震やないし 台風なども 二時には消えて 自治する既知の 真実に 照らされた アカ 誰でも サビた四の矢じりが ひどい磯の香りと 明日に消える悟り 文字打つ間に 鬱麻痺 死ぬ前に 熾烈の盛りもうここに くしくもあかい 救いの時間 苦の花壇 しぐらな月のはやさ 努めて 自信はないし 豺狼な身も 二時には消えて 支持する既知の 陰湿に 探させた 朝 眩しく サビた日の怒りが 安い人の血肉を 溶かすまでの悟り 文字打つ間に 鬱仮死 気味苛性 サビた四の矢じりが ひどい磯の香りと 明日に消える悟り 文字打つ間に 鬱麻痺 死ぬ前に