: 1400
: 24
無意識の佇まい 自覚すらなく惑わされ 唯静まり返った ラジオの匂いに誘われ 唯 視覚の風に 吹き込まれた 傘は戻れず 唯 秘匿の器 逆さまに 過去は戻らず 帰らず 行方知らず 浅学の硝子が 軋み始め ヘモグロビンの 傘の上で 消しゴムがくらますのでした フロッピーの でまかせを 荒く壊せず 揺らぐのです 刃物が炙られた その匂いは毒でした 唯 付箋の左が 肥大化し 自己は戻らず 唯 私の記憶は戻らず 全て忘却の所為です 唯天井を見つめて 逃げようとしていたのか
界隈グローバルヘッダーの読み込み中...
: 1400
: 24
無意識の佇まい 自覚すらなく惑わされ 唯静まり返った ラジオの匂いに誘われ 唯 視覚の風に 吹き込まれた 傘は戻れず 唯 秘匿の器 逆さまに 過去は戻らず 帰らず 行方知らず 浅学の硝子が 軋み始め ヘモグロビンの 傘の上で 消しゴムがくらますのでした フロッピーの でまかせを 荒く壊せず 揺らぐのです 刃物が炙られた その匂いは毒でした 唯 付箋の左が 肥大化し 自己は戻らず 唯 私の記憶は戻らず 全て忘却の所為です 唯天井を見つめて 逃げようとしていたのか