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誰も知れず、 誰も触れない。 そんな夢の様な、 暮らしが欲しいな。 騙された そんな、 事が起こるの。 誰も知らないまま、 時が過ぎる。 誰が為に指が、 消えてなくなるのでしょう? 唯脊髄に操られるがままに 口を開け 続ける、 似た者同士なのなら、 全てあなたの所為と言うか? 鏡を覗いたら最後。 みるみる沈んだ。 模造品にもなれずに 朽ち果て 死んだ。 夢の夢で、 咲いた菜の花。 夢が覚めるのなら、 外は何処なのか。 彷徨えた月夜、 誰も止めない。 酔えた時にはもう、 だれもいないだけ。 夢に見たのは、 夢のまた夢で。 未だ脊髄に操られるがままに 口を開け 続ける、 似た者同士なのなら、 全てあなたの所為と言うか? 鏡を覗いたら最後。 みるみる沈んだ。 模造品にもなれずに 朽ち果て 死んだ。