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誰もあなたを知らない、 そんな此の世界、 あなたを探しても、 誰も私を知らない、 泡沫の世で、 誰にも見つからず。 合わせ鏡に映った、 澱んだ釈明。 いつしか川も止まるのです。 疫病の名を持つ知覚の手は、 その穢れを撒き続けるでしょう。 いつもあなたさえ居ない、 こんな世の中で、 誰かに見られても。 何も得る事など無い、 混濁の中、 誰にも見られずに。 萎れた透明の花、 沈む視界をも。 光が失われたのです。 疫病の名を持つ知覚の手は、 その穢れを撒き続けるでしょう。
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誰もあなたを知らない、 そんな此の世界、 あなたを探しても、 誰も私を知らない、 泡沫の世で、 誰にも見つからず。 合わせ鏡に映った、 澱んだ釈明。 いつしか川も止まるのです。 疫病の名を持つ知覚の手は、 その穢れを撒き続けるでしょう。 いつもあなたさえ居ない、 こんな世の中で、 誰かに見られても。 何も得る事など無い、 混濁の中、 誰にも見られずに。 萎れた透明の花、 沈む視界をも。 光が失われたのです。 疫病の名を持つ知覚の手は、 その穢れを撒き続けるでしょう。