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始まりの歌の裏に 隠された疫病は、 胞衣をもらった時から もう定まっていたのです。 臍帯を切ったその日から 信じてきた真は、 誰に与えられたのですか、 それは本当なのでしょうか。 シュバシコウが飛び去る姿に、 妖しさを感じた。 今までに見ていた物は 全て 嘘の魂だったのです。 光り輝く星空に 飛ぶ烏の群れは、 真実を連れこちらに 飛んできたのでした。 迚も目立つ白鳥が 銜えてきた真は、 私たちの脳髄では、 解すことができませんでした。 白烏が飛び立つ姿に、 妖しさを感じた。 これからに見ていく物は 全て 真の魂なのでしょう。 シュバシコウが飛び去る姿に、 怪しさを感じた。 これからは 全て 嘘の魂に 逆戻りするのでしょう。 嘘の魂を捨てずに 歩いていくのか。