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その燭を消されていた、 月明かりに照らされた手形。 近くから聞こえる謎の唄、 逃げる様に飛び出した。 猫の目が光る夜に出た、 いつもとは違う街の姿。 微光で照らす街頭の下、 「今誰か通り過ぎた...?」 静寂から、 寄せられてく、 暗い夜道で消した。 これは二つの物語を、 破り捨てて模倣者は踊るの。 時間が過ぎて行くと忘れられ、 文字が掠れて読めないの! これは捨てられた備忘書きに、 文字が集まり話を作るの? 破れてた紙と紙を合わせて、 夢の様に混ざるのです。 弖爾乎波も合わせずに吐いた、 "懶惰でしかない筈ですよねぇ?" 静かに消えて終いたいけど、 手すら動かせないんだ。 意味を捻じ曲げて書き残す、 ただただ文字が書きたくなった。 ゲテモノ捨てる為に動いた、 罪滅ぼしなのかもな... 無言から、 寄せられてく、 狂う夜道で叫んだ。 これは二つの物語を、 破り捨てて模倣者は踊るの。 時間が過ぎて行くと忘れられ、 文字が掠れて読めないの! これは捨てられた備忘書きに、 文字が集まり話を作るの? 破れてた紙と紙を合わせて、 夢の様に混ざるのです。 書き方を忘れ、 崩れていく言葉達は、 全て蕪雑な所為です。 これは二つの物語を、 破り捨てて模倣者は踊るの。 時間が過ぎて行くと忘れられ、 文字が掠れて読めないの! これは捨てられた備忘書きに、 文字が集まり話を作るの? 破れてた紙と紙を合わせて、 夢の様に混ざるのです。 彼方此方歩いて、 全て集めなければ、 パズルに終わりは無いよ。