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像を描きました。 後ろが見えないのです。 腐った電柱広告は、 吐息を潜めました。 経緯を悖れば、 何も分からないのでしょうか。 術を無くした黄色の銀は、 影を落としました。 そして、分離して消え失せました。 語ろうとして、亡くなりました。 感光性の人の形は、 諍言も游説も飲みました。 口先だけの感情だから、 きっと日差しは届かないでしょう。 この命がある限り、 いつもあなたの傍にいます。 核を成しました。 合理を囁くのです。 またしても慙愧に欠くか、 緩やかに冥頑に死ぬか、 端倪する稀覯の端は、 無責任に耽溺をしている。 そして、遊離していますが貫きました。/そして、分離して消え失せました。 口があるので殺しました。/語ろうとして亡くなりました。 騒然とした銀の価値は、/感光性の私の傷は、 造語の様で。/揺籃や妄執を知りました。 崩れた酸素の方で息を継いで、/名目上の博愛だから、 細やかでした。押し測った。/きっとあなたは気付かないでしょう。 ちのある限り、/そのいのちのある限り、 いつもあなたの傍にいます。/いつもあなたの傍にいます。 何時までもそうして、 篤実を偽っている。 因循姑息に生きて、 自我も心も離れてゆくのでしょう。 焚べた塩ももうすぐ、 青く輝くのでしょう。