いつか花が舞い散る時
全て言の葉の所為です。
https://youtu.be/-PY-VAtcbUk
名の無い星が空に堕ちたら模倣 非公開/削除済み
UNTIL:2020
2024年10月17日23:31
独り眠る星の下で、 夜空にポツリ歌が響く。 心地良い風が吹いた時、 見渡せばもう、消えてしまっていた。 暗晦の中 呼ぶチャイムは、 遠く遠く消えて行って、 届いた声は霞んでゆき、 目が醒めたら、 春が来ていた。 空の下、 誰も手を振らず、 いつか花が舞い散る時、 帰り道は影に隠れて、 あなたの姿すら、 忘れるでしょう。 独り歩く道の中で、 ひとつふたつと落とした雨。 差した傘に触れた粒は、 光の方へ消えて行った。 ぶきように てさぐりをして さがすのに ひっしになって つちをどろを ふみこみながら あるいてたら 時が過ぎていた。 空の下、 誰も手を振らず、 いつか花が舞い散る時、 帰り道は影に隠れて、 あなたの姿すら、 忘れるでしょう。 群青の花びらが、 記憶を蝕んで、 荒んだ地が包まれて、 晴天のち、 桜降るでしょう。 空の下、 誰も手を振らず、 いつか花が舞い散る時、 帰り道は影に隠れて、 あなたの姿すら、 忘れるでしょう。 空の下、 誰も手を振らず、 いつか花が舞い散る時、 帰り道は影に隠れて、 あなたは背中を向き、 行くのでしょう。 誰もいない星の下で、 夜空にポツリ歌が響く。