終点駅への、 片道切符を、 影を追い掛けて、 辿り着きました。 薄暗いホーム、 掠れた標識、 はるか遠くから、 音が聞こえます。 トンネルを抜けた先に、 見えたモノは、 奥へと誘うよう、 こちらを手招きしました。 警報音が鳴りました。 辺りが赤に染まりました。 向こうへと行かせぬように、 遮断機が下りました。 空虚が前を通りました。 風を切る音が聞こえました。 何に触れてしまったのか、 全て無意味な所為です。
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終点駅への、 片道切符を、 影を追い掛けて、 辿り着きました。 薄暗いホーム、 掠れた標識、 はるか遠くから、 音が聞こえます。 トンネルを抜けた先に、 見えたモノは、 奥へと誘うよう、 こちらを手招きしました。 警報音が鳴りました。 辺りが赤に染まりました。 向こうへと行かせぬように、 遮断機が下りました。 空虚が前を通りました。 風を切る音が聞こえました。 何に触れてしまったのか、 全て無意味な所為です。