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可惜夜明ける頃に、 蟷螂の斧を見ました。 敵うはずが無い者なのに、 諍うのは何故だろう。 風を当てないと、 動かないから。 きっと誰にもわからないけど、 次第に眼を閉ざした。 浮雲朝露でも知を得ると、 燕に語り掛け、 敵愾心に咎められて、 樹海へと溺るでしょう? それからようやく、 無辜を疑問視するのでしょうか。 己が罪に苛まれても、 天秤は傾かず。
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可惜夜明ける頃に、 蟷螂の斧を見ました。 敵うはずが無い者なのに、 諍うのは何故だろう。 風を当てないと、 動かないから。 きっと誰にもわからないけど、 次第に眼を閉ざした。 浮雲朝露でも知を得ると、 燕に語り掛け、 敵愾心に咎められて、 樹海へと溺るでしょう? それからようやく、 無辜を疑問視するのでしょうか。 己が罪に苛まれても、 天秤は傾かず。