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音が出せない口では、 あなたに思いを告げれず、 後悔の指先から、 押し潰されていた。 音が出せない口では、 意思を届けれるはず無く、 消えかけた存在へと、 ゆっくり近づいていた。 訳も分からずに彷徨って、 答えを指し示せば、 間に合わず、色褪せず、 ふと閉じていくのです。 無秩序な場所では、 溺れてしまうのです。 気概へと押しのけされ、 道筋を断つのです。 それは曰く切なさで、 崩れて行くのでしょう。 目も回り気がつく頃、 辞世を汚す。 全てを失うのです。
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音が出せない口では、 あなたに思いを告げれず、 後悔の指先から、 押し潰されていた。 音が出せない口では、 意思を届けれるはず無く、 消えかけた存在へと、 ゆっくり近づいていた。 訳も分からずに彷徨って、 答えを指し示せば、 間に合わず、色褪せず、 ふと閉じていくのです。 無秩序な場所では、 溺れてしまうのです。 気概へと押しのけされ、 道筋を断つのです。 それは曰く切なさで、 崩れて行くのでしょう。 目も回り気がつく頃、 辞世を汚す。 全てを失うのです。