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月の裏に光り 混迷を止められず 含み笑いの疫病は 地に堕ちる 繋いでいく 角が立つ 孔雀石の街並み 旅を終える 夙に泣く 此処は元来より暗く 見つめている故郷はいつか 遠く、離れてゆく 縺れていく呼気よ想いよ 変わることもなく 見つめていた月の光は 二度と、見えないけど 解れていくあの繋がりが まだ愛おしいの? 尽きぬ昔噺 黎明の思い出も 無いもの強請りの人生 仕方ない 繋がりが消える度 悔いは増えていくけど 旅は未だ 続いていく 此処から抜け出さなきゃ! 見つめている故郷はいつか 穢れ、荒んでゆく 縺れてく呼気よ想いよ 何処へ消えてゆく? 見つめていた月の光は 今も記憶の底 縺れていくあの繋がりが 解けて待ちぼうけ ガラクタの鳥の聲とか あの星での記憶 壊れていく夜の光を 只管見つめている 嘗て彼の地に堕ちた星を 誰も覚えていない いつか!戻れる日が来ると ただ願っている