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並べた四角には、 七色が与えられ、 耳を塞いでも漏れ出して、 また独りでに流れていた。 それは電場に与えられた、 静電気力の様であり、 手を放してもきっと、 壊す事はできないのです。 点滅を繰り返し、 やがては朽ちて消えた。 何も残らないと知っていたら、 こうなることも無かったのに。 どんな音で誤魔化そうとも、 失うことが心地よくて、 見たいモノだけを見て、 終いには何も残らずに。
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並べた四角には、 七色が与えられ、 耳を塞いでも漏れ出して、 また独りでに流れていた。 それは電場に与えられた、 静電気力の様であり、 手を放してもきっと、 壊す事はできないのです。 点滅を繰り返し、 やがては朽ちて消えた。 何も残らないと知っていたら、 こうなることも無かったのに。 どんな音で誤魔化そうとも、 失うことが心地よくて、 見たいモノだけを見て、 終いには何も残らずに。