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呼ぶ声も聞こえない程 遠く離れて ただ ただ ただ ただ ただ ただ 聞こえず、 息が届く程に 近づいてみたけれど、 ただ ただ ただ ただ ただ 聞こえず、 知らぬ間に耳が消えて、 明日を拒んだ。 恐怖の下、 ただそれだけのことで、 狼狽えるのか。 訝しい夢も儚い。 哀れな雪が降る。 夢 夢 故 また夢。 尚更。 歩幅を合わせることも 楽しい そんな 気もする様な気もするから、 パレットに載せたモノも消えて。 形作りは、 やわすぎると、 ただそれだけのことで、 変われないのか? 語り継ぐには、 淡すぎると、 ただそれだけのことで、 見つかったのか。