あなただけが忘れられるのならば、 あなたこそ ここに居るべきなのでは? 嘗てあなただった物へと、 思い馳せ そこで何を言うべきか? 唯 悪だけを集めていた、 悪魔達は笑った。 遥か遠くの心が、 疵物を創り、 成されない儘落ちた。 見限って切り離されても、 意識は消えずに、 途方に暮れるのです。 あなただけが失くしてしまうならば、 あなたこそ 目を取られるべきでした。 嘗て渡した鍵は錆び付いて、 此の世から 出れなくなるというのか? 唯 同じモノに塑像して、 醜くなるのでしょう。 遥か遠くの心が、 疵物を創り、 成されない儘落ちた。 見限って切り離されても、 意識は消えずに、 盲目となった。