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引き込まれた道の果て、 見える景色は彩られ、 淡く透ける空の下、 幾つ影が揺らぐから。 モノラルに歪むノイズは、 掻き消えてしまったね。 吐いた息が白むまで、 冷めるよすがに鈍で、 モノクロだった街並みに、 戻るなんてもう出来ないよ。 遠い夜空に想いを馳せた、 瞬く星を眺めたかった。 空は崩れて ただ落ちゆく、 鮮やかに染まってゆく。 彩られた夢は果て、 消える世界は仮初で、 淡く灯る街路灯と、 一人虚を仰いでも、 モノクロだった街並みに、 戻るなんてもう出来ないよ。 空は崩れて ただ落ちゆく、 瞬く星を眺めたかった。 遠い夜空に想いを馳せた、 全て彩の所為です。 解き明かせ 誰かの独り言、 瞬く星の流れた軌跡。 空は崩れて ただ落ちゆく、 全て█の所█です。