未だ見えない儘 常世は續く ありふれてる詞 色彩隱している 夢む月翳を嘲り乍ら どれだけ再會願えど叶わず 四季は無常に死んでゆく どれだけ別れを想えど 胸の傷は癒えることなく 亂れた儘の心模樣を 誰かがまた幸せになれる様にと 街を彩るネオンの華は 愛と戀の殘り香達 その哀しさを見聞きしたパラノイアだから 立つ瀨も無く 流れ 流れ 彷徨い歩いた 十重二十重の 後悔 寂しさ 苦しみ 優しさ 長夜に響け此の唄 途切れた愛さえ取り戾せるなら 月へと祈らむ 融けた體いつか、いつか形作る生きた證を 紅い魚 泡に乘せて嗤う 彈む 巫山戯た答え忘れ 誰もが言ふ命は廻る 霧に隱れた機關仕掛けの時計と 俤、曝した桃源郷の末 また… どれだけ再會願えど叶わず 四季は無常に死んでゆく どれだけ罪過を抱え 生き晒すのだ? もう會えませんね長夜路