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戻された時系列に飲み込まれて 恐るるは利己的バタフライ・エフェクト 我楽多に擦れた言葉を叫んで 虚しさを只音色に乗せた儘 孤独の中にある 複雑で長い 螺旋階段で目が回り 出鱈目な法則で 上に連ねてあるのです 悲哀化して猫を被り 憂うその重力に ギクシャクした心境 無意識かで放つ独り言に 耳を疑ってはいけません 戻された時系列に飲み込まれて 恐るるは不可逆的ヒプノフォビア 微睡んだその煌めきは何処へやら 蠢いた魑魅魍魎にひれ伏した 直々の警告を見ない フリをした 嘘の策略の手の内で 出まかせの欲望を 呟いては消えて行く ひび割れてた写し鏡 祈りは届かず儘 ギクシャクとした未来 百八階の行き止まりの方 目を逸らしていてはいけません 孤独の中にある 複雑で長い 螺旋階段で目が回り 出鱈目な法則で 上に連ねてあるのです 悲哀化して猫を被り 憂うその重力に ギクシャクした心境 無意識かで放つ独り言に 割れてた写し鏡 祈りは届かず儘 ギクシャクとした未来 百八階の行き止まりの方 二度と戻ることはないのです