誰にも知られずに隠した、 奥底に沈む秤。 刃先があなたに向かないように。 誰にも知られずに消し去り、 訣別を望んでいた。 日々の色彩が淡く薄くなってゆく。 何度も言葉を発しても、 虚空に消え。 それが在るべき姿なら、 傷だけを追うのです。 わたしの往く道に なにが待つのでしょう? そんな不安も届かずに、 二つに断ち切られ 想い出も捨て去り、 虚像を装うのです。
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誰にも知られずに隠した、 奥底に沈む秤。 刃先があなたに向かないように。 誰にも知られずに消し去り、 訣別を望んでいた。 日々の色彩が淡く薄くなってゆく。 何度も言葉を発しても、 虚空に消え。 それが在るべき姿なら、 傷だけを追うのです。 わたしの往く道に なにが待つのでしょう? そんな不安も届かずに、 二つに断ち切られ 想い出も捨て去り、 虚像を装うのです。