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常夜灯の暗がりのまま、 見知りない入れ物がある、 酷く香り薄光るそれは、 茶を気取っていて。 器に移したそれの鳴らす、 煩ささえも心地よく、 苦いその液を吐き出した、 よって解はないのです。 律音をなし、 定刻を待つ、 イソギンチャクは泣いていた。 それはこの世の物ととは、 比べさえできず、 骨の溶ける、音がした、 もう戻れはしないのです。 それは正弦波にも似て、 しかし乱れていて、 出した声は聞こえず終い、 波はもう消えていた。 吐き出したその液を見たら、 暗く燻んでて、 妙に冷静に思えるが、 頭は動かないのです。 補い合うその液を見て、 不快なものを落とす様にと、 明日を知らずに動いてた、 見ても意味は無いのです。 不修多羅に、 飽かれもせずに、 露呈されていたのです。 それはこの世の物ととは、 比べさえできず、 骨の溶ける、音がした、 もう戻れはしないのです。 それは正弦波にも似て、 しかし乱れていて、 出した声は聞こえず終い、 彼ももう消えていた。 扉の向こうへ、 たどり着けず野垂れていた、 全てうにょりてぃーの為です。 それはこの世の物ととは、 比べさえできず、 骨の溶ける、音がした、 もう戻れはしないのです。 それは正弦波にも似て、 しかし乱れていて、 出した声は聞こえず終い、 波はもう消えていた。 始まりの点を、 未だに乞い願うように、 探そうとしていたのか。

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2024-12-18(ver.1470)

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