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暗い朝 目をこすり おもいだす 体験したことのない記憶 心音が跳ね上がる 明るい朝 気が付けば二度寝 水を一杯 拝借 目を覚ます 少しの胸の音をひそめて 鏡を見たら 夢脳裏に染み付く 心音が跳ね上がる 知らない生物がやってきて ぼくの四肢を 潰して廻って ぼくはぐちゃぐちゃになる 僕を見ているだけ あいまいなもの こころにある 僕は本当は死んでいて ここにいるのも おかしくて 身体が動いてる かんしょくが わかりません ここが夢なのかも わかりません わかりません それでも だれひとり 死んでない 夢が夢で 割り切れない 僕の夢の中が わかりません じゃあ。